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昨日の話。
メガネの生産地として有名な福井県鯖江、では無く、お隣の富山県砺波市にて研修会。
10数年メガネ業界に身を置いておりますが、そういったものに参加するのは初めてです。
師事する人も身近にいなかった為、メガネの修理やフィッティングに於いては自己流なものが多く、本当に自分のやり方が正解なのか知りたくなることがありました。
今回の研修の題材は「オリジナルの跳ね上げクリップオン偏光サングラス」、「鼻盛→クリングスへの変更」の2つ。
上画像がレンズ加工前のものです。
何かのフレーム専用のクリップオンは現在も販売しておりますが、今回制作するものはリムレスという、いわゆるレンズを覆う金属がないタイプ。フレームの形に合わせ、自由な形にレンズをこちらが削りますので 大概のメガネに装着可能です。
且つ、レンズは偏光(99%)を使用しています。色の種類も全11種類と豊富です。
現在はレンズ加工機がレンズの型を ほとんど狂い無くトレースし、勝手に削ってくれますが、今回はアナログな方法で。自分で線を引き、ヤスリでその形に仕上げていきます。
今回は妻も参加。自分のメガネに装着するクリップオンを作りました。こういった作業が全くもって初めてなのに上手く出来きていると褒められておりました。
練習用に何かフレームを持ってきて、と言われ、たまたま持っていったのがGROOVERのCRAIG。
すぐに販売してもいいよ、なんてお言葉は頂きましたが自分の中ではもう少し詰められるところがあるなぁ というのが本音です。
ん~~、CRAIGにリムの無い、レンズむき出しのクリップオンを装着することがカッコいいのかカッコ悪いのかは好みが分かれるところでしょう。サンプルとして店頭に用意しておきますので気になる方はお声掛けください。
という訳で、もう少し修行してから販売を開始します。販売価格は8,000円くらいだと思います。
と、
「鼻盛→クリングスへの変更」
こちらは旧ブログでも紹介したことがあるかと思いますが、
通常セルフレームの鼻が当たるところは こんな感じで山になっているものが多く、人によっては まつ毛が当たったり、正確なフィッティングポイントに持っていけない場合があります。
ならば、アーム状の鼻パッドに変えてしまおう。という事です。
正直付けるのは簡単です。元々ついているパッドを削るってのがめんどくさい時間を喰います。
画像のものではありませんが、素晴らしいヤットコとヤスリを紹介してくださったので即購入しようと思います。
もの凄く時間短縮になるのではないかと期待しております。
今回のパッド取り付けに関しては、おさらい的な要素が多く、むしろ自分はやりすぎていた部分もあるのではないかと。
良い意味で力の抜き所を学べたような気がします。適当にやったり、手を抜くって訳じゃないですよ。
という訳で、クリングスパッドへの変更は常時承っております。代金は¥3,240~、納期は最速で2日ですが、余裕をもって1週間程お時間をいただけると嬉しいです。
Mary Lou eye’s…
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